■RKB毎日放送梶i当時の社名はラジオ九州)の地方文化への熱く、深い眼差しと理解のもとに、
昭和29年(1954)にその准専属合唱団として発足しました。当時ラジオ九州で音楽関係の仕事をしていた故・石丸寛先生が、合唱団の創設を熱心に勧めてくださいました。
■あまり知られていませんが、最初は混声合唱団としてスタートしました。その一年後に女声合唱団となり、今に至っています。
初代指揮者には、故・米倉美枝先生をお迎えし、その後荒谷俊治先生、三浦宣明先生、尾籠一夫先生、小山田真徳先生、原田大志先生、
そして現指揮者、久世安俊先生にご指導いただいています。
■放送局合唱団としてテレビ、ラジオへの出演は数多く、特に昭和63年〜平成5年(1988−1993)には5年もの間、毎週土曜日朝のテレビ番組「RKBコーラス仲間」にレギュラー出演しました。
数多くの曲を短期間に練習し、暗譜して演奏する。発足当時のメンバーの苦労を垣間見た経験は大きな糧となりました。
■最近はコンサートを中心に、各地の合唱団や音楽団体の演奏会にも積極的に参加して、いろいろな音楽を吸収することに努めています。
また演奏会以外にも、合唱連盟福岡支部の合唱祭や福岡音楽団体連絡会の催しに参加するなど、さまざまな活動に取り組んでいます。
合唱団名 | | RKB女声合唱団 | 
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創設 | | 1954年(昭和29年) | |
団員数 | | 約30名 | |
代表 | | 内野美保子 | |
顧問 | | 香月ハルカ | |
練習会場 | | RKB毎日放送会館 | |
練習日 | | 毎週火曜日 18:45〜20:45 | |
指揮者 | | 久世 安俊 | |
伴奏者 | | 榎元 圭 | |
指揮 久世 安俊
福岡教育大学音楽科(声楽)卒業。同大学院修了。
北里由布子、三浦國彦、平和孝嗣、柴山昌宣の各氏に師事。
これまでに、西日本オペラ協会公演のオペラ「フィガロの結婚」、「コシ・ファン・トゥッテ」、
「愛の妙薬」、「秘密の結婚」、「カプレーティとモンテッキ」等に出演。
アクロス福岡主催による、こどものためのオペラにも出演。またバッハ「マタイ受難曲」「ヨハネ受難曲」
「ロ短調ミサ曲」「クリスマスオラトリオ」「カンタータ」、ヘンデル「メサイア」、モーツァルト「レクイエム」、
フォーレ「レクイエム」など教会音楽のソリストも務める。合唱指揮者として他団体での客演指揮、
地域の合唱発表会講師などでも活躍。現在、近畿大学九州短期大学教授。西日本オペラ協会理事長。
RKB女声合唱団指揮者。NCBコールアカデミア指揮者。福岡ゾリステン会員。
ピアノ 榎元 圭
福岡教育大学教育学部生涯芸術課程音楽コース卒業。同大学院教育学研究科音楽教育専攻演奏学講座修了。
ピアノを和田悌氏、吉田真理氏、声楽を原尚志氏、大屋省子氏、和声を内山信氏に師事。
大学在学中より、NHK交響楽団第一コンサートマスター篠崎史紀氏、次席チェロ奏者藤村俊介氏、
ヴァイオリニスト・ヤンネ舘野氏などの管弦楽奏者や、豊嶋起久子氏、レンツォ・ズーリアン氏ら国内外の声楽家と共演を重ねる。
西日本オペラ協会ピアニスト。ドイツ歌曲研究会「福岡ゾリステン」会員。JR九州クルーズトレイン「ななつ星in九州」ピアニスト。
第6回秋吉台音楽コンクール室内楽部門入賞。
ボイストレーナー 中野 亮子
お茶の水女子大学文教育学部音楽表現コース卒業。同大学院音楽表現学コース修了。
声楽を林廣子、細江紀子、長澤みゆきの各氏に師事。
二期会オペラ研修所マスタークラス修了。修了時に優秀賞受賞。二期会ニューウェーブオペラC.モンテヴェルディ作曲ヘンツェ版日本初演「ウリッセの帰還」にメラント役でデビュー。
2006年国際ベルヴェデーレオペラオペレッタコンクール日本予選通過。第11回コンセール・マロニエ21入選。2010〜2015年度にお茶の水女子大学音楽科非常勤講師を務める。
2017年より福岡在住。オペラ「泣いた赤鬼」女房役及びナレーター役、「ヘンゼルとグレーテル」ヘンゼル役、ゲルトルート役等に出演の他、ベートーヴェン作曲「第九」、バッハ作曲カンタータ等のソリストを務める。
2022年にソプラノからメゾソプラノに転向。演奏活動の他、合唱団等での指導も行っている。
現在、近畿大学九州短期大学通信教育部特任講師。西日本オペラ協会理事。東京二期会会員。福岡文化連盟会員。
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RKB女声合唱団